2005年01月12日

"Just happened"

本コーナーで何度か登場している、仕事上、付き合いのあるアメリカ人の弁護士にちょっと興味が湧き尋ねたことがある。

「なんで、弁護士になったのか」
「なんで、弁護士の仕事として、映画を扱う分野を選んだのか」

彼は答えた。

「Just happened.」

さぁ、なんでってきかれてもねー、気がついたらこうなってたんだよ、とでも言いたげな、この潔さ。
この言葉でボクはすっかりこの弁護士が好きになってしまった。

彼は、まもなく還暦を迎えようとしている。

老兵多くを語らず、である。
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2004年12月28日

"Some Like It Hot"その1

映画のタイトルで、どうにも気になって仕方がないものがある。映画そのものではない。そのタイトルである。
例えば、「ハリーポッター」や「マトリックス」なんてのはそのまま「Harry Potter」「Matrix」をカタカナに変えたものなので、さして気にも留めない。

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2004年12月02日

"No music , No life"

って、少し前にTower Recordのコピーとなっていたフレーズである。
「音楽のない人生なんて・・・」ってことだろう。

さて、みなさんは「No...」の後にどんな単語を続けますか?

No alcohol , No life.
No television , No life.
No work , No life.
No friends , No life.
.......

情けないことに、私はこれくらいしか思いつかないが。
「〜のない人生なんて・・・」
そこまで言えるナニかがある。それなしには人生なんて考えられない。それがあるだけで他にはナニも見えない・・・。
この「No...」の後に続く単語を多く思いつくヒトほどシアワセであることに間違いない。
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2004年10月05日

"someone"

恋人と待ち合わせをしているとき、偶然にも会社の同僚に見つかり、声をかけられてしまう。
「ナニしてるの?」
「う〜ん、ちょっと・・・。」

こういうとき、「恋人を待ってます」とは恥ずかしくて言えないし、「友達を待ってます」っていうと、ウソをいったことになるのでなんとなく心苦しい。

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2004年08月11日

"Just for fun."

なにかにつけ、自分がすることの理由を尋ねられることってありますよね。私は、理由を聞かれるの、苦手です。

― ナンデ、昼飯、うどん じゃなくて そば なの?

― ナンデ、こんな下らない用事をひきうけたの?

― ナンデ、わざわざそんな遠くまででかけていくの?

それがシゴトだったりすると、「シゴトだから」ってのが、いちおうの説明にはなる、でも

― じゃ、ナンデ、そんな仕事を選んだの?
なんてつっこまれたら、もう途方に暮れてしまう。
(なんで、こんなシゴトしてんだ、オレ・・・)

英語だと、ことのほか理由を聞かれる場面が多い気がする。
“Why?” って聞かれて、
“I don’t know why.(=分からん。)”とか答えてしまってはマヌケだし、“Just because.(=別に理由なんてないさ。)”とか答えてしまっては、スカした奴だと思われるけだ。
“Just for fun.”という答え方がある。

(ただ楽しいから)というような意味である。
関西弁だと(ん、オモロイやろ?)というような感じになるじゃないか。

ヒトに理由を尋ねられて、“べつに”とか“なんとなく”とかで、やりすごしてしまいたくなる「理由付け」を、ちょっと頑張って、“Just for fun.”って答えてみる。

不思議と、ポジティブな気分になる。
どうせ、そもそもなかった「理由」だ。
楽しいことを、行動の理由にしていけない理由なんて、ない。
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2004年07月12日

"I'm sorry."

小学生、中学生の時に学校で平和教育を受けた。それまではハナを垂らして遊びまわっていたボクたちにとっては、広島、長崎の原爆のことなど、よほどボクらの生活からかけ離れた現実。ただただそんな歴史があったことに驚き、またそのような被害にあった人たちのことを子供ながらに憂い、思わず「かわいそう・・・」という感情を持った。

ところが、学校の先生たちはこう言った。
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2004年06月28日

"When it rains, it pours."

雨といえば、ボクは昔っから雨とは相性が悪い。
運動会、遠足、修学旅行などなどなど、小中学校の頃から数々のイベントでは雨に降られてきた、かなりの雨男。
それだけにとどまらず大人になった今は、ますます犬猿の仲になってしまったようで、よくあるのは、雨が降りそうな日に傘を持っていくと雨は降らず、傘を持っていかないと雨が降る。でもって、行きしな雨が降り出しコンビニなどで傘を買うと、帰る時には雨がやんでいたりする。
もっとひどい時は、傘を買って地下鉄に乗ったら、地下鉄を降りた時にはもう雨がやんでいて、一度も傘を使わないまま帰ったことだってある。
おかげでボクの家は傘だらけだ。

さて、そんな雨にまつわる英語。

When it rains, it pours.

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2004年06月12日

"No reason"

二人は海に向かってルアーを投げる。最初は獲物を狙っての釣りだったが、じき獲物なんてどうでもいい。どっちがルアーを遠くまで飛ばせるか、競争だぃ。
そんな二人を見た海の家の若主人があきれたように「あいつら投げてばっかしだな。」「理屈じゃないんっすよ。」

以前オンエアしてたコカコーラのCMである。

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2004年05月22日

"You made my day."

一日は24時間あって、それはどの日もまったく同じ。
おとといも昨日も今日も、まったく同じ24時間。

どんな人だって、たいていは、まいにち同じようなことをやって、おおかた同じように一日が過ぎていくものなんじゃないでしょうか。
特別変わったことなんて、そうそうまいにちあるものではありません。

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2004年05月05日

"no room for negotiation"

今、仕事でとある海外企業と交渉をしている真っ只中なのだが、

"no room for negotiation"

とあるアメリカ人のエージェントが、教えてくれた言い回しである。
例えば、相手との交渉が難航してて、相手がどうしても条件的に折り合おうとしない時などに、

「アンタね、こっちだって、その条件はのめないんだよ。わかってるの? アンタがね、折れないんだったら、もうこれ以上は交渉しても無駄だな」

と、相手にプレッシャーをかけたい時に、もうちょっとやんわりした表現で伝える言い回しなのだそうだ。

こんな英語を実際の交渉の場でサラっと言えたら、さぞかしかっちょいいだろうな、なんて思ったのだが、
ん? 待てよ。
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2004年04月29日

"It's human."

映画の撮影上、どうしても隣人のベランダを借りる必要があった。
だから、頼みに行った。今までの経験から、

「すかんぴんプロジェクトの○○と言いますけど、すかんぴんな映画を撮ってまして、すかんぴんなシーンでどうしてもお宅のすかんぴんなベランダをお借りしたいんです」

などと、すかんぴんを連呼した日にゃ、よけい話がややこしくなることはわかっていたので、ここはシンプルに説明しよう。

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2004年04月26日

"then and there"

高校の時のこと。
同級生の家へ泊まりに行った。
その同級生のお母さんはお話好きな人で、同級生の昔話などをし始めた。
「カナダに住んでたのよ、私たち」
「あ、ボクも実はカナダに昔住んでいたんです」
「そうなの?カナダの写真あるわよ、見る?」
そういってカナダの時のアルバムを引っ張り出してきたお母さん。そのアルバムの一つにカナダの日本人学校のものがあった。
「これが○○(同級生の名前)よ」
へぇ、○○はこんな顔してたんだぁ。
ふと視線をその横にうつしていくと、そこに見覚えのある顔があった。
そう、そこにはボクがうつっていたのだ。
お互い全く覚えていなかったが、高校で一緒のこの同級生とボクは、10年近く前にカナダで同じ場所に確かにいたのである。


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2004年03月26日

"Take your time."

やれやれ、ホントに忙しい毎日ですね。
忙しいのってイヤですね。疲れるし。
できることならノンビリいきたいもんです。
でも、ヒマなら嬉しいってもんでもない。
嬉しい忙しさっていうのもあります。たしかに。

さて、ここで問題。
ひとにモノを頼んだとき「これ急ぎじゃないですから。」って付け加えたいとき、ひとがメシを食ってて「ごゆっくりお召し上がり下さい。」
って言いたいとき、英語でなんというか。

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2004年03月14日

"almost famous"

映画「あの頃ペニーレインと」の原題である。

その邦題からなんとなく観たいとは思えない映画だったが、友人の薦めもあってDVDで観た。
で、これがまた、胸がキュンとしてしまう甘酸っぱいなんともまぁ「いい話」だったのだ。

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