2005年07月03日

親子風味のSF大作その@!!

■ 宇宙戦争

オールナイトで観る「宇宙戦争」。
親子に見えないトム・クルーズと天才子役:ダコタ・ファニングとその兄役のあんちゃん。
離婚後母親に引き取られた子供達が、なんかの用事で父親の家で過ごす週末に、宇宙人に襲われる話なんです。この親子、特に兄貴はオヤジ役のトムが嫌いらしく、溝が深く仲はよろしくないんです。そんな親子に降りかかる災難が、宇宙人の襲来。そして、そのことで起こるいろんな悲劇をこの親子は、何とか乗り越えて絆を深めていくというのが映画の主題。
さて、この映画では、ヒーローなんて人は皆無で人類は圧倒的な宇宙人の強さになすすべがない。
おいおい一体この話の終わりはどうなるの?と想像できなかったんでワクワク期待して観てたんですが・・・。クダラナイ結末だった。まぁ、どうやら親子の絆も強くなったし、死ななかったし、よかったねトムって感じですね。しかし、ティム・ロビンスはなんでこんな映画出んのかね。

監督 : スティーヴン・スピルバーグ
出演 : トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、ティム・ロビンス他

すかんぴん度 ★

次回は、「スターウォーズ」です。「宇宙戦争」と連続で観たんで、途中睡魔に襲われつつも頑張って観ましたが、これも家族の話でした。




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2005年06月05日

「ミリオンダラーベイビー」で涙がじわりと溢れて、流れ落ちた。

■「ミリオンダラー・ベイビー」 クリント・イーストウッド監督作品。 
この作品は、ひと言で言って、とても美しく切ない話です。
書きたいことはたくさんあるんだけど、きっとまとまりのない文章になる事が必至なので止めます。
(主人公の切ない気持ちが僕にはよくわかる。同じような体験をしているから・・・。)
僕は、クリント・イーストウッドの映画をちゃんと観た事はないし、多分、昔の映画は観ないと思う。なぜなら、この映画のクリント・イーストウッドが大好きになったから。
しかし、この人凄い役者だ。何も台詞を言わんとも深い心情を表情や立ち振る舞いで表現してしまう
んだもんなぁ。ハリウッド映画も捨てたもんじゃあないですね。
まぁ、少しでもこの映画に興味が沸いたら、とにかく、観るべし!!
この映画は、「人生」とは残酷であるが、かけがえのないモノを手にするチャンスをあたえてくれることを教えてくれるすばらしい物語です。

涙度
★★★★★



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2005年05月09日

「タカダワタル的」は素敵。

「タカダワタル的」

 先月、ライブで訪れた北の大地で永眠した「高田渡」さんのドキュメント。高田渡さんが人生の多くの時間を過ごした場所である吉祥寺の映画館で観た。大半がライブ映像で、ミュージシャン「高田渡」を描いたシンプルな作品だった。僕はこの作品がシンプルなつくりでよかったと思った。劇中、この作品を企画した俳優柄本明さんが「高田渡」さんを語った言葉が印象に残った。「(高田渡さんは)欲の場所が違うんだ。あの人を見て欲の無い人だというのがいるが、それは違う。渡は大変欲があるよね。でもみんなと場所が違う。違うんだと思う。見えないんだけどね。その場所が。」という内容を語っていた。刺さったねこの言葉が、上手く「高田渡」さんを言い当てていると思えた。そう思えたいい映画だった。

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すかんぴん度 満点!!!
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2005年04月12日

ナショナル・トレジャー

週末、「ナショナル・トレジャー」を観てきた。

冒頭、怒ってばかりいるダイアン・クルーガーという女優さんがとにかく可愛かった。
やっぱり、女の子が怒ってる姿というのはいい。
すかんぴん映画でも、ここ数作は、意図的に怒っている女の子を登場させている。

すかんぴんメンバーの某弁護士さんともこの点は意見が一致している(と思う)のだが、じゃあ、なんで、怒っている女の子が可愛いと思うのか。

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2005年04月04日

顔はパウラで心は・・・とノリはいいが顔は佐清な2人の女性と観た2本の映画

「エターナル・サンシャイン」 

 終わった恋の思い出を捨てた女と捨て切れなかった男のラブ・ストーリー。主演はジム・キャリーとケイト・ウィンスレット。脇は、イライジャ・ウッドや「スパイダーマン」のヒロインと豪華。

ストーリーは、複雑な感じだったような・・・・・・・、途中に何度も寝てしまった。
記憶を消す事のできる病院で記憶を消してもらった男女があーだこうだと恋愛をどうのこうのする話で、時間軸がごちゃごちゃで、凝ってつくってるぜ!!という気概は感じられたのだが・・・。
僕もこの映画に仕掛けられた睡魔という装置で映画の記憶を消されてしまったのでこれでおわります。

すかんぴん度 ★★


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2005年03月16日

「サイドウェイ」 酒は飲んでも飲まれるな!?

 夢追い人で負け犬のワイン薀蓄男マイルスと能天気でお調子者ジャックの2人の中年男が繰り広げる7泊8日のロードムービー。
 
 離婚のショックから立ち直れず、まだ前妻に未練たらたらの小説家を目指す教師のマイルス。彼が、一週間後に結婚を控えた親友のジャックと最後の独身旅行へと向かう。どこに行くかというと、カリフォルニアのワイナリーめぐりである。そこで女性と出会い、いろいろな事件が起きるというロードムービーの定番作品。

 まず、ワイナリーめぐりのシーンがとても楽しそうだった。たぶん、ワイン好きの琴線に触れるシーンは満載かも。これ観て「ワイナリーめぐりに行きたい!!」と思う人多いだろう。僕は、ワインにはあまり詳しくないので、ワインの薀蓄はよくわかんなかった。でも、今ブームらしいので、興味ある人にはいいんでしょう。きっと

 主人公のマイルスは、実に情けない男。未練たらしく、女心に疎く自虐的だ。何処にもいるんだよねこういう人って。まるで、昔の僕みたいで今の僕でもあった?で、間逆な現実主義者のジャックは間違いなく好物は最初に食べてしまうタイプ。(マイルスが好きな食べ物は最後まで残しておくタイプ)この映画は、すかんぴんの目指す笑いに近い作品かもと思ったので今回の星は多いですよ。
 ラストシーンは、もう一押しあってもよかったと思ったが・・・・・・。

アカデミー賞は脚色賞のみの受賞。前評判は高かったらしいので結果としてはイマイチなのかなぁ。

すかんぴん度:★★★★

(ストーリー)
小説家志望でワイン好きのさえない中年マイルス(ポール・ジアマッティ)は親友ジャック(トーマス・ヘイデン・チャーチ)の結婚式を1週間後に控えて、カリフォルニア・サンタバーバラのワイナリーへ旅に出る。気ままな男2人旅は、ワイン好きのマヤ(ヴァージニア・マドセン)やワイナリーで働くステファニー(サンドラ・オー)に出会う・・・。


監督 アレクサンダー・ペイン
原作 レックス・ピケット
出演 ポール・ジアマッティ 、 トーマス・ヘイデン・チャーチ、ヴァージニア・マドセン 、サンドラ・オー 、メアリールイーズ・バーク


公式サイト
http://www.foxjapan.com/movies/sideways/
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2005年03月07日

「ローレライ」はガンダム?

潜水艦アクション大作っていわれるものには目がない私。
洋モノ潜水艦アクション大作「クリムゾン・タイド」「U-571」「レッドオクトーパー」は乗り心地もよくいい感じで浮いたり沈んだりしましたので和モノ「ローレライ」も、と期待したのですが・・・。

 人気作家の福井晴敏原作の「終戦のローレライ」をもとに、平成ガメラシリーズで知られる樋口真嗣監督が作り上げた潜水艦アクション大作。

ストーリーは、 めちゃめちゃ簡単にいうと
第二次世界大戦末期、米軍による空襲は日本本土に及び、ついに原子爆弾が広島、長崎に投下された。主人公の艦長役所広司と若き乗組員達(妻夫木聡)らは、首都東京へ向けた3発目の原爆投下を阻止するため、ドイツ軍から接収した最新型潜水艦「伊507」で敵陣に突入するという話。そして、その「伊507」に搭載された潜航艇「ローレライ」には驚愕の秘密が・・。

さて、結論からいうと「CGアニメと実写融合映画」。
最近はやってます。この手に映画。「マトシリーズ」とか「リターナー」とかモロモロ。
海の中のドラマは役所広司の好演で乗り切れたとしても陸のドラマは手抜きだと断言できる。脇の役者のキャスティングもそうだし、ドラマ部分の分量もリアリティの希薄さを浮き立たせ「戦争アクション」としての迫力はまったく感じられなかった。そこは、端折ったらだめでしょうと思うのは私だけか?日本が当事者の戦争だぜ!!いいのかこんな描き方で!!!


潜水艦アクション
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2005年02月10日

「トニー滝谷」

監督・脚本:市川準
出演:イッセー尾形/宮沢りえ他
ナレーション:西島秀俊
原作:村上春樹「トニー滝谷」(文藝春秋『レキシントンの幽霊』所)より
音楽:坂本龍一
配給:東京テアトル

2004年/日本/75分/35mm/カラー


村上春樹のファンでもなく、原作を読んだ訳でもない。
作品への期待感もなく、先入観もなく、ただ僕の孤独を「トニー滝谷」が引き寄せた。
今は、何でもいいから僕の「孤独」と「喪失」を共感できるモノにすがりたかった。

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2005年01月26日

究極のすかんぴんロードムービー「テルマ&ルイーズ」

僕の好きな動物は「犬」だワン!。

彼らは、飼い主の散歩のペースとは関係なく思うがままにおしっこをし、人とすれ違うと、すれ違いざまに足をくんくんと匂ってきたり、手を差し出すと、意味もなくぺろぺろとなめてくる。毎朝通勤途中にすれ違うゴールデンレトリバーは、いつもおっきなセイダカアワダチソウを口に横にくわえて、「どんなもんだぃ」っていう顔で意気揚々と歩いている。ナニが「どんなもんだぃっ」なのかは、ヒトである自分には分かりかねるが、彼にとってはきっとすごいことなんだろう。本能のままに生きて、本能のままに行動する彼らが好きだ。
生まれ変わるとしたら、今度は犬になって、庭の陽だまりのなか、犬のポーズで背中をのびのびし、ご主人の顔をぺろぺろするのが僕の夢だ。

とまあ僕の犬好きの話はおいといて、先日テレビのアカデミー賞特集で「テルマ&ルイーズ」を見ました。
共に中年女性で親友どうしであるテルマとルイーズが思いつきの小旅行をするが、レイプ未遂事件にまきこまれた際、犯人を殺してしまい。メキシコへ車で逃亡する・・・。

この中年女性の二人がとてもキュート。特にジーナ・デイビス演ずるテルマが、欲望のまま男を誘い、本能のままファックして、ためらいなく銀行強盗して・・・。悲しんでるときは、子犬のようなウルウルした目をして、喜んでいるときは、見えない尻尾をピンピンとふっているかのよう。
こんなふうに生きていくこと、それはとてもスバラシイこと。この女優に、僕の大好きな犬の幻影を見ました。この女優、かなりな「犬女優」。

最後の壮絶なシーン。ザ・ドクロズの名曲ですかんぴん映画「AGE37」の主題歌「スッカラカン」の歌詞「スッカランカンの空、あそこへ行こう!」を思い出すのでした。

映画のなかの彼女たちの行動、かなりすかんぴん度高し。

すかんぴん度:★★★★★
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2004年12月14日

すかんぴんドキュメンタリー「アザー・ファイナル」

「アザー・ファイナル」という映画を観た。
2002年のワールドカップがやっていた頃、ニュースにもなり、非常に楽しみにしていた映画だったのだが、これがまた期待を上回る、最高のすかんぴん映画であった。

時は、2002年のワールドカップ決勝戦「ブラジル×ドイツ」が行われた日と同日。
(そう、同日というのがまたニクイ)
舞台はブータン。
FIFAランキング203位のモントセラト対202位のブータンによるFIFAランキング最下位を決めるサッカーの試合が行われた。
両国とも、普段は他国からさしたる注目を浴びることもない小国である。
しかしながら、このサッカーの祭典が決定してたからというものの、外国から記者が多数やってきたり世界各国のニュース番組で報道されたりもして文字通り両国にとっては”お祭り”となってしまう。

そんな試合が行われるまでの様子も含めドキュメンタリー映画にしたのが本作である。

もうこの題材だけで、十分ステキ!すかんぴん!
なのだが、
実際に描かれる数々のエピソードは本当にステキ。

例えば、モントセラトはブータン戦の前に、練習試合を行う。
対戦相手はイギリスから来た警察官チーム。
(モントセラトはイギリス領なのである)
試合開始のホイッスルが鳴り、さぁこれから真剣勝負と思ったのもつかの間、蹴ったボールが狭いサッカー場の周囲を囲む草むらに入ってしまい、ボール探しで試合が中断したりなんかする。
はたまた、モントセラト×ブータン戦が決まってしばらくして、両国ともにコーチが解雇や病死でいなくなってしまったり、審判が試合前日ぐらいまで引き受け手がなかなか見つからなかったり、モントセラトの選手25人ぐらいのうち十何人もがブータン入りしてすぐウィルス性の病気に感染してしまったり。
とにかく、試合当日までこれでもかというぐらいに、彼らをすかんぴんな事件が襲う。

でも、彼らは、どんな事件に遭遇しようとも徹底的に”のどか”であり続ける。

本番のモントセラト×ブータン戦でも、試合中、犬がフィールドに入ってくるのだが、試合を止めることもなく、実況するアナウンサーも
「おや、犬が入ってきましたね、おっと○○からパスが出ました」「惜しい!惜しいチャンスでしたブータン。あ、やっと犬が出て行きましたね」
なんて、平和なことこの上ない。

その彼らの”のどかさ”に対して、この映画の監督の眼差しがまたとても愛情に満ちていて、観ている側まで優しい気持ちにさせてくれるのだ。

はぁ、今こうしてそれらのシーンを思い出すだけでもまったくしんみりとしてきちゃう。

エピソードだけでなく、映像も、パキっとした日差しに原色のブータンの景色がまたよく映え、これまたよい。

ホントにステキなお話です。

では、最後に、もうひとつ映画の中に出てきたボクが大好きなエピソードを紹介して終わりにします。

ブータンチームには、唯一他国のプロクラブにいたという選手が一人いる。
プロクラブといってもブータンの国の施策でインドに留学した時に一時的にインドのプロクラブに所属していただけである。
サッカーが未発達のブータンでこそ彼は主将を務めたりしているが、プロとしてサッカーで生活できるほどサッカーが巧いわけではない。
そして、彼自身もそれをよくわかっている。
それでも、彼は自分には大きな夢があるのだと言う。

「無理なのはわかっているけど、僕はいつかアーセナルでプレーがしたいんだ」


すかんぴん度:★★★★★
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2004年12月04日

男の戦い「男たちの挽歌T・U」

「男たちの挽歌」シリーズのDVDボックス。
学生時代、この「男たちの挽歌」シリーズに魅せられ、チョウ・ユンファの映画を手当たりしだいに観ていた時期がありました。
そんなボクは、懐かしさもあって、無性に観たい衝動にかられ、ついついボックスを買ってしまいました。
で、さっそく観ていたわけですが。


「男たちの挽歌T」

偽札製造を行う組織の元幹部の兄ホーと、香港警察の刑事となった弟キット。そしてホーの親友であり兄弟分であるマーク。3人の男がそれぞれに抱える苦悩と葛藤、兄弟愛と友情が、これでもかとばかりに、涙を誘うあまりに非情なシチュエーションの連続の中で、描かれていく。
その術中に完全にはまってしまったボクは、学生時代同様、またも気がついたら泣いていました。
それにしても、あまりに残酷で絶望的な運命に二丁拳銃で立ち向かうチョウ・ユンファ。
いやぁ、相変わらずかっちょいいです。


「男たちの挽歌U」

「男たちの挽歌T」に改めてすっかり魅せられてしまったボクは続けて「男たちの挽歌U」を鑑賞。
がしかし、観始めてすぐ、そのちょっとした異変に気づいた。
Tで死んだはずのチョウ・ユンファが、なんと「双子の弟のケン」として再登場しているのだ。
うーん。
ボクは唸ってしまった。
双子の弟か・・・・・。
かなり強引だ。
確かに、この映画はチョウ・ユンファなくしては成立しない映画だということはわかるけど、それにしても強引すぎないか? それなら、Tで死んだと思われたチョウ・ユンファは実は奇跡的に助かっていたというほうがまだマシなんじゃないか。
「実は双子の弟がいました」だなんて、自主映画ですらあまりお目にかからない強引さである。

そんなわけで、Tを観終わった後の気分とはうってかわって、いかにも香港映画らしいそのすかんぴんぶりさばかりが印象に残ってしまった「男たちの挽歌」鑑賞会でした。
(とはいえ、まぁ、その微笑ましくもあるその強引さが、香港映画を好きな理由の一つではあります)


すかんぴん度:★★★★☆
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2004年11月15日

真の意味で人生を共にする幼なじみ「ミスティックリバー」

この映画。特に気を引いたのが、3人の幼なじみが、25年後に、ある事件がきっかけで再会する、というストーリーでした。一人は被害者の父親、一人はその容疑者、そしてその事件を担当する刑事。
でこに刻まれた皺をさらに深く刻ませて被害者の父親演ずるショーン・ペン。いつも上目がちに怯えてる永遠のベビーフェイス ティム・ロビンス。彼の演技が秀逸でゴールデングローブ助演男優賞を獲得したのも納得。ストーリーもさることながら、この豪華な役者たちの演技に引き込まれました。

しかし、この映画ほどではないけれど、幼なじみが大人になって意外なシチュエーションで再会するってこと、この世の中には結構あるんだろうなぁ。商売仇であったり、債権者と債務者であったり、弁護士と検察官であったり、被害者と加害者であったり・・・。こんな稀なことって、確率的にはどれくらいなんだろうって思わず考えてしまいました。
結果が出たら、「ルッコラーのビバ・サイエンス」でアップします。
少なくとも、私のまわりの幼なじみは25年間ほぼ途切れることなく、現在も親密な仲なので対象外ですが。ただ、幼なじみ同士で、同じ会社で机を並べて働いてたっていう人はいます。小学生のときのように机に落書きを書きあったり、休み時間に好きな人の言い合いとかしたんだろうか。

この映画を見て昔を思い出しました。3人の仲良しは、おもろいヤツ、かしこいヤツ、エロいヤツで構成されるって。この担当は一生変わらないのかな?

とにもかくにも、見ごたえのある映画でした。すかんぴん度は小さいけれど、普通に映画評をすると、◎!!

すかんぴん度:★☆☆☆☆
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2004年10月29日

ああ、こんな風に怒りたい「ハルク」

怒。憤怒。激怒。癇癪。フンガ〜! (`ロ′)/

ちょっと怒ってみました。

喜怒哀楽。これらの感情のなかで、喜んだり、悲しんだり、楽しんだりっていう感情は自然に出るものだし、なんの気兼ねなく出せます。でも、怒ることだけはそう簡単にはできません。

「ハルク」見ました。言わずと知れた、20年前のテレビドラマ「超人ハルク」の映画版です。
主人公のブルースは、幼い頃、科学者である父に薬物を注射されるが、自ら研究者となった今、あることがきっかけで自分は普通の人間ではないことに気づく。「怒り」にふれると、筋肉ムキムキの怪物「ハルク」になるのだ・・・。

この「ハルク」、映画の中で、ホントよく怒ります。しかもその感情表現は、ハンパじゃない。車をぶっつぶし、電柱をなぎ倒す。こんな凶暴なハルクが、プードルちゃんに噛み付かれているシーンは圧巻ですが、それはおいといて、このハルク、ある意味うらやましい。
「怒り」っていう表現は、日常生活において、もっとも抑圧され、また抑圧されなければならない感情。むやみに「怒る」ことは人間関係をギスギスしたものにし、ちょっとしたことで怒ると、それは単なる「おこりんぼう」にしか見えない。そう、怒りは、いざというときにしか出せない「とっておきの」感情である。なのにこのハルク、よく怒る。あるとき、ハルクは父親と親子けんかをするのだが、挙句の果てにはそのおやじまでもが怒りすぎてハルクみたいになっちゃった。この親子、怒りすぎ〜。

ああ、こんな風に怒りたい。理性も外聞も体裁も捨て、何かに対する怒りではなく、単に「怒り」という感情を出したいがために怒りたい。
この映画を見終わったときは、無性に意味もなく怒り狂い、ハルクのように、タクシーのボンネットを叩き潰したくなりました。
「理性」とか「感情」についてとっても考えさせる映画でした。もちろんそれがこの映画の狙いじゃないけどネ。

すかんぴん度:★★★☆☆
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2004年10月18日

すかんぴん顔のすかんぴん役者「ゴーストワールド」

「これはすかんぴんでよいよ」という友人の薦めで、先日DVDで「ゴーストワールド」を見た。
主演は、アカデミー賞作品「ファーゴ」でも、そのすかんぴんぶりをいかんなく発揮していた、すかんぴん俳優スティーブ・ブシェミ。

で、この「ゴーストワールド」。
いやぁ、よかった。
スティーブ・ブシェミ、かなりよかった。
スティーブ・ブシェミ演じる、普段はうだつの上がらない、世間の片隅でひっそりと生きているようなレコードマニアのオタクが、ある女の子との出会いにより、その女の子の中では
”ヒーロー”になってしまう。
決して美男美女とはいえず、その生き方もぶきっちょでおよそ社会にも適応できない二人が惹かれあっていく姿は、とってもかっちょ悪く、だから、とっても愛おしい。

スティーブ・ブシェミはある意味とてもずるい役者だ。
あれで役者ってのは無いだろうという顔でありながら、あの顔だからこそ、物語を成立させてしまうという離れ技。

でも、僕は常々思う。
何十年も生きてきていろんなことがすりこまれてきた「顔」や「表情」ほど、もっとも端的で、圧倒的に人に訴えかける力を持っているものは他にはそう無いだろう、と。
だから、そういう魅力をもった役者にはめっぽう弱い。

個人的には、映画「フランティック」で魅せた、ハリソン・フォードの終始困っていた顔も、かなり好きだ。


すかんぴん度:★★★★★
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2004年09月05日

カウチが欲しくなりました「カウチ・イン・ニューヨーク」

「今書いているシナリオの参考に」との友人の薦めで、「カウチ・イン・ニューヨーク」を観た。
とても可愛いらしい恋愛映画だった。素晴らしいすかんぴん映画だった。
「可愛いらしい」と言ってもベタベタしてない、むしろサラッとしてる。
かなり強引な話でありながら、そんなことを全く感じさせることなく、映画の中でのリアリティがちゃんと成立してる。
で、なんか全体のトーンというかテンポが、どこか間が抜けてて脳天気。
大体、カウチってのがいいね。本格的に寝るでもなく、かといって座るためだけのものでもない、昼下がりちょいと寝っ転がるための家具。それをこんなふうに物語に取り込むなんてっ。

ウィリアム・ハートもまたとてもいいんです。
一見知的で寡黙でネクラそうな奴なんだが、あれよあれよという間にあべこべな展開に巻き込まれ右往左往する様なんざ、かなりすかんぴんです。

ホント、前半の伏線が後半を盛り上げてくれるよくできた映画だと思いました。

観終わった後、「あぁ、ええ話やなぁ」と無防備に思ってしまう映画。機会あらば是非。


すかんぴん度:★★★★★
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2004年08月26日

ぐらんぐらん「わたしのグランパ」

菅原文太主演の「わたしのグランパ」を観た。
うん、いい話だった。

菅原文太演じる五代謙三は、ムショ帰り。
ムショ帰りというと普通誰もがいぶかしく思う。
突然自分の日常に謙三が入ってくることになった孫娘の珠子も、初めこそ謙三を不信がるものの、出所した謙三をあたたかく迎える商店街の人たち、謙三が帰ってからおさまっていく校内暴力やいじめ、ぎくしゃくしていた両親の関係までよくなっていく。
義にかられ、事件を起こしながらも、町の誰もが愛してやまないグランパを珠子も好きになっていく。

とまぁ、そんな話だった。

どうも謙三が帰ってきてから、校内暴力やいじめがなくなっていると感じた珠子が、謙三に「何かあったの?」と聞くシーンがあるのだが、謙三は「いや、知らないよ」と答える。
実際は、これまた義にかられてした謙三の行為がまわりまわって、校内暴力やいじめがなくなる方向へ働いてるのだが、当の謙三は自分がそんな影響を与えているとは露知らずどこ吹く風なところが、なんともすかんぴんでいい。
そして、こういうのって、役者さんのもつ雰囲気や演技などによっては嫌味にもなりがちであるが、菅原文太だからこそ、ありかなと思わせてしまう。

余談だが、菅原文太さんの付き人をしている方と前にお話する機会があったのだが、菅原文太さんの大好物はカレーライスとのこと。
これまた、そのアンマッチ感(ある意味マッチ感)がすかんぴんな気がした。


すかんぴん度:★★★☆☆
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2004年08月02日

理屈じゃなしに「お早よう」

今朝方、夢の中で映画を観ていた。
なんの映画を観ていたかというと、小津安二郎監督の「お早よう」という映画だ。この映画は、ボクが大好きな映画の一つである。

舞台は昭和43年の長屋風の住宅地。テレビを買ってもらえないことに反発した兄弟が、両親が折れるまでは誰とも口をきかないと決心する。兄弟の間ではやる額を押すと屁が出るという遊び、兄弟の行動をいぶかしく思う近所の人々の会話やあいさつなど、平凡な日常を通じて庶民の生活が生き生きと描かれている映画である。

で、「お早よう」の中でボクがもっとも魅了されたシーンが、最後のほうとうとう兄弟の家にテレビがやってきた時、その嬉しさから弟のほうだったと思うが、突然フラフープをし始めるというシーンである。

このシーン、何がスバラシイって、まず長屋にフラフープというアンマッチ感である。当然時代設定におけるリアリティを出すことにも一役買っているんだが、何よりもそのアンマッチ感と突然感があいまって、ピョーンと物語のトーン、テンションがガクンとブレる、そのブレがなんとも爽快なのだ。

そして、さらにスゴイのは、兄弟の嬉しさの体現として、フラフープを持ってきたところである。
フラフープ。
プロの競技としてあるのかもしれないが、一般的には、ただただ腰の周りで輪っかをグルグル回すことが楽しいという遊びである。それは、勝ったり負けたりということで楽しむのではなく、理屈抜きでただただ、なんか楽しい、という遊びである。これほど、子供の無垢な嬉しさを表現するのに適したものは、他にはないのではないかと思わせるほどそこにはマッチ感がある。

そう、全編にわたって、
「なんか楽しいよね、なんか哀しいよね、なんか無性に腹が立つよね、なんか感動するよね。感情ってさ、理屈じゃないよね」
なんてことを描いた映画なのだと思う。

ボクも、1本も観たことがなかった時は、小津安二郎の映画というと、なんか静かで寡黙で大きなドラマとかがなくて、地味ぃ〜な印象しかなくてどうも観る気がせん、なんて思ってたのだが、「お早よう」を観た時、あぁ、そうか、なるほどなぁ、真理だよなぁ、とつくづく思ったのでした。

そんなわけで、今朝方、ちょうどフラフープのシーンが夢に出てきた時に目が覚めたボクは、な〜んか、楽しい気分の朝でした。理屈じゃなくね。

そうそう、ちなみに、今年DVDで小津安二郎のBOXが出るらしいです。

すかんぴん度:★★★★☆
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2004年06月17日

めまいを求めて 「金髪の草原」

「金髪の草原」を観ました。

原作は、大島弓子さんの同名のマンガです。

私も含め、熱烈な信者を持っている大島ワールドの映画化なんて、なんと、無謀で、無礼なおこないだ、「毎日が夏休み」の映画なんて、努力は買うけど、さんざんだったぞ、という、予想を裏切って、この「金髪・・・」は、素晴らしい出来でした。

原作を多少いじったシナリオも、必然性も説得力もある。
ちゃんと「現代」の物語になっている。
映画のスピードも速すぎず、遅すぎず。
役者の演技だけに頼らないで、しかも、大島弓子さんの独自の「あの」めまいを起こさせられるような「世界」が、映画に再現されています。

映画にはエレファントラブのヒップポップが、挿入されていて、最初は、大島弓子さんの世界にあってないんじゃないかと思って観てるうち、途中から、物語のテーマと重なってくる。いい感じ。

ひとつの低予算映画の見本みたいな作品じゃないかと。

原作は、大島弓子選集10巻「ダリアの帯」に収録されています。
読んだことないヒトは、画風だけを見て食わず嫌いになっちゃったりせずに、一回ちゃんと読んでみて。


すかんぴん度:★★★☆☆
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2004年06月05日

静かなる狂気「2/デュオ」

ビデオで「2/デュオ」という映画を観ました。邦画です。
これがスゴイ映画だった。

だんだん壊れていく男女の同棲生活をドキュメンタリー風に撮ってて、すごーく地味で淡々としてるんだけど、そこで描かれてる狂気が妙にリアルでとても生々しくて恐かった。

それとなんといってもロケしてるとこがよい!!
ロケしてるところとしては、「幻の光」もまた似たようなところなんですが、「幻の光」みたく撮り方があざとくなくて、キレイに風景が映画の中にとけ込んでいました。
ホント、カメラワークはすごくよかったなぁ。
(「幻の光」はあのカメラワークのあざとさが、ボクはどーしても好きになれない映画でした)


結局、映画としては、劇場でもレンタルビデオでもまるでヒットしないこと請け合いな映画だったんですけど、ついつい見入ってしまうそんなパワーを持った映画でした。


すかんぴん度:★☆☆☆☆
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2004年05月29日

男子ってさ、バカだよね「どこまでもいこう」

塩田明彦監督の「どこまでもいこう」を観ました。

素晴らしかった。
劇中の台詞でもありこの映画のコピーにもなっている

「男子ってさ、バカだよね」

という一言と劇中繰り返し流れる音楽「大脱走のマーチ(?)」(名前忘れた)に集約されていた映画でした。

スリリングな展開とか劇的なドラマといったものとは正反対の、淡々と出来事を描いていく映画だったんですが、観終わった後、面でもって強く印象が残る映画でした。

クラスメイトが死ぬというエピソードなんかが出てくるんですが、なんとなく「台風クラブ」を思い出しました。映画の雰囲気は全然違うけど。

あと、子供が走るシーンが多いんですが、それを移動撮影でずーっと追っかけていくんですよ。
この移動撮影がまた、子供が一生懸命走る姿も相まって、なんともゴージャスで美しかった。
子供の描き方も嫌みなところがなく、文章や写真だと、「届きそうで届かないかゆいところ」を見事に映像にしたなぁ、と感心してしまいました。


すかんぴん度:★☆☆☆☆
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