こんちはにもつです。
『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』以来すっかり人気者となってしまったリリーフランキー、ですが、彼の出した本はすべて網羅していたはずの私が見落としていた一冊がございました。
それは『小さなスナック ナンシー関×リリーフランキー』です。
こちらはナンシー関が対談形式で連載していた雑誌の総集編(?)的にまとめたものになります。既に文庫化済みです。
故ナンシー関の「そうそう!それが言いたかったんだよ!」と思わず感じてしまう洞察力・表現力に脱帽し、リリーフランキーの「またエロに持っていくのかよ!」という痛快さ、がふんだんに詰まった本です。
何よりもナンシー関とリリーフランキーとの間に見え隠れするお互いに対する尊敬、「分かり合ってる感」が非常にほっこりと心地よく感じられる秀作となっております(当然話してる内容は「毒」極まりないこともありますが)。
そして文庫化されるに当たって(文庫化されたのはナンシー関がなくなった後)、追悼文として記されたリリーフランキーの愛情溢れる文章。
これがまた泣けるんです。ホントにリリーフランキーはナンシー関のことが好きだったんだろうなと、そうでなければ書けない文章がそこには記されております。
何も言わずに必読です。
posted by すかんぴんプロジェクト at 17:58| 東京 ☔|
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ブロンズ・にもつのつぶやき
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